左)入社式の様子 右)代表取締役 社長執行役員 田中 晃
さらに、当社の社内報「Frontier」にこの日、新入社員・キャリア採用者の自己紹介、「挑戦したいこと」「趣味」などが書かれていたことに触れ、「皆さんは今、実現したいことがあってここに立っています。しかし、会社組織ですからそう簡単に実現できるものではありません。組織というものは皆さんの個性を消してしまいがちです。そんな時『会社は分かってくれない』と思うこともあるかと思います。それでもなお、WOWOWでやりたいことを大切に思い続けてください。誰のために、なんのためにやるのか? 実現した先に何を”ゴール”とするのか? そういうことを考え、それでも実現したいと強く思っていることを必ず実現することができる──WOWOWはそういう会社です。自分だけにしか語れないことをとても大切にしてください。他人と違うことを大切に思い続けてください」と期待の言葉を贈り、新入社員たちは真剣なまなざしで耳を傾けていた。
入社式終了後には、新入社員たちが「WOWOWで実現したいこと」や意気込みを語ってくれました。その中からいくつかご紹介いたします。
「自分は映画や音楽、お笑いなど、幅広いカルチャーに興味があるので、メディアミックスをしながらみんなが楽しめるエンターテインメントを作りたいです。一番好きなのは映画なんですが、企画の段階から関わりながら、面白い映画を作りたいなと思っています」
「僕は音楽が好きなので、会社でも音楽系のイベント、特にフェスに関わることができたらと思っています。今、30代から40代の方に向けたロックフェスは多いですが、これから10年くらいして、今の20代が30代になると、ヒップホップなどがメインになってくるんじゃないかと思うので、ヒップホップやハイパーポップを主流とした音楽フェスをつくれたらと思っています」
「私はドラマ、具体的には社会問題を提示できるような作品を作りたいと思っています。作品を通じたコミュニティーサイトを構築して、コンテンツを見た人に新しい居場所をつくれるようになれたらと思います」
「私は10年以上テニスをやってきたんですが、コーチからは『テニスが強くなりたいならWOWOWを見なさい』と言われてきまして(笑)、そうやって見ていた側から、将来スターになる子たちに向けて届ける側になりたいと思い、入社しました。スポーツだけでなく音楽ライブやフェスも大好きなので、”WOWOWフェス”のような形で、みんなが大好きなもの、スポーツも音楽も全部が一堂に会する、そこに集まる人たちのコミュニティーとなる場をつくれたらと思っています。