人事部で主に労務管理、研修、健康経営を担当しています。
──迫間さん自身も時短制度を利用されているそうですね? その他、社員が利用できる制度などについて教えてください。
WOWOWの時短勤務制度では、育児だけでなく介護、傷病の治療といった個々の目的や状況に応じて時間外勤務のない3コースから選択することができます。私自身は、子どもが0歳で保育園に入園したタイミングで、復職しました。現在は1日の所定労働時間が6時間の時短勤務を利用しています。
子どもが小さいと突然の発熱や体調不良でお迎えに行くことは少なくありません。復職当初、年次有給休暇の日数が足りなくなるのでは? と心配になったのですが、WOWOWは、年次有給休暇とは別に看護休暇が有給で年間10日間付与され、さらに時間単位でも使えるので、長引く看病にも対応しやすく安心でした。こういった不測の事態で子どものために家にいなくてはならない場合も、フル・フレックス制(コアタイムがないフレックス制度)で在宅勤務が活用できるので、育児の時間を確保しながら働くことができています。
──制度があっても、周囲に気兼ねして取りづらいという雰囲気はありませんか?
制度として存在するだけでなく、それをしっかりと利用しやすい雰囲気が社内にはあると思います。
実際、子どもの急なお迎えがあったりすると、まず部内のメンバーに連絡を入れるのですが、みんな「行ってらっしゃい」と快く送り出してくれますね。
──男性社員が利用できる制度はどのようなものがありますか?
育児休業、看護・介護休暇も性別を問わず利用することができますし、昨今は男性も積極的に育児参加していると感じます。
人事部でも男性社員の育児休業の取得を推進しており、お子さんが生まれた社員には、必ず育児休業をはじめとするさまざまな育児支援の案内をしています。近年、育児休業を取得する男性社員は徐々に増えており、出産・育児を経験した社員の復職率も100%を維持し続けています。
──最後に、WOWOWはどんな働き方ができる会社だと思いますか。
WOWOWには、同じようなパパ・ママ社員もたくさんいるので、先輩ママとはランチなどで情報交換をしています。仕事と子育てを両立できる環境が整った会社なので、多様な制度を駆使しながら、自身のワーク・ライフバランスに合わせて働けると思います。