キャリア採用

尽きない興味を原動力に専門性を磨き、音声のプロとして可能性を切り拓く。

技術センターコンテンツ技術ユニット

2014年新卒入社

温和な雰囲気の中で、憧れの音楽仕事に携われると思った。

昔から音楽が好きで、音楽ライブに携わるような仕事がしたいと思い、大学では音声技術を専攻。就職活動では、キー局も含めて音楽番組の放送をしている企業を一通り受けました。その中でも社員の人柄が素敵だなと感じたのがWOWOWです。面接の雰囲気もとても良く、こちらの緊張をほぐそうとしてくれているのが伝わってきました。面接官だけでなく、人事の方やグループディスカッションの雰囲気も暖かく、「ここなら安心して働けそう」と感じたのを覚えています。もちろん、希望していた技術部門以外の部署に配属される可能性もありましたが、社内の雰囲気が良ければどの部署であっても前向きに働くことができると思い、自然とスキルアップしながら、いつかは希望の仕事に関われるだろうという気持ちで入社を決めました。

WOWOWだから経験できる多様なキャリアは、財産になる。

配属に少し不安もありましたが、無事に技術局に配属されました。ただ、最初に任されたのは音声関連の仕事ではなく、放送を管理する「マスター」という仕事でした。当初の希望とは若干異なりましたが、当時の経験によって、番組がどのように作られ、放送されているのかを裏側から網羅的に学べたことは、今振り返ると貴重な経験だったと思います。その後、3年目からは念願叶って音声の仕事に異動となり、スタジオや中継収録を担当したり、グループ会社であるWOWOWエンタテインメントへ出向して音楽ライブの中継等も経験しました。初期配属での音声以外の業務や、出向など幅広い経験をさせてもらえたのも、少数精鋭で柔軟な体制が整っている当社ならでは。昔から興味があった音声技術を深く専門的に極めたいからこそ、幅のあるキャリアを歩めたことは大きな財産になっています。

音声のプロがいなければ、番組は成り立たない。

現在は、放送配信の制作技術と新技術の調査研究が主な業務です。番組を作るというとプロデューサーの仕事が思い浮かぶかもしれませんが、プロデューサーだけでは番組を作ることはできず、実際には多くの技術スタッフの力が必要です。企画をより良い形にするため、どんな場所で、どんな機材を用いて、どんなスタッフをどれだけ集める必要があるのか。そして、それらの要素を全て妥協なくこだわりながら、どう予算に収めるのか。これは、音声のプロである私たちだから考えられること。専門技術と経験を生かして、綿密な計画と準備を行い、収録当日も番組に入って音声の調整(ミックス)を行う。放送が終わるその瞬間まで気を抜くことはできませんが、その分良い番組を届けられた時の達成感は大きく、SNSなどで視聴者の前向きな反応を見かけると、この仕事をしていて良かったなと心から思えます。

この仕事は、効率化や経費削減にまで貢献できる仕事。

制作技術と並行して担当している新技術の調査研究も非常にやりがいの大きな仕事です。現在WOWOWは新たな中期経営計画の下、大きく変革を進めています。今後、新しいサービスやコンテンツが続々と生まれてくる中で、それを支える技術も進化していかなければなりません。番組の企画を考えるプロデューサーも日々、より良いコンテンツを生み出すために様々なインプットをしていますが、最新の技術までをキャッチアップすることは難しい。だからこそ、私たち技術のプロが、今どのような技術が生まれ、それをどのように活用できるか、そしてその結果どのような可能性が広がるのかを考える必要があります。直近では、「イマーシブオーディオ(立体的で臨場感ある音響技術)」に可能性を感じており、さらに深く追求していきたいと思っていますが、それ以外の新しい技術にも常にアンテナを張りながら、番組のクオリティー向上、業務効率化、コスト削減など、あらゆる方面に音声技術の観点で貢献していきたいです。

全ての根底にあるのは、好きだという気持ち。

今後のキャリアでも引き続き、音声という領域を極めていきたいと思っています。ただ、一言で「音声」といっても、その中でできることは無限大です。実際に今は、番組やイベント制作の企画立案の領域にも関わらせてもらっていて、もっと自分の守備範囲を広げていきたいと思っています。その根底にあるのは音声技術への探究心と音楽をはじめとするエンタメが好きという気持ちです。私に限らず、WOWOWの社員はエンタメが大好きな方ばかり。好きな分野は違えど、自分の「好き」を原動力に各々の専門性を磨いていく。それができる環境ですし、求められる環境でもあります。熱い想いがあり、その想いに従ってインプットとアウトプットを苦もなく往復し続けられる人にとっては、これ以上ない環境だと思うので、ぜひ当社を入社先の一つとして検討してもらえると嬉しいです。

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