キャリア採用

本当に大事なものは何かを見極め、サービスも関係者も巻き込んで推進する。

デジタル戦略局CXプロダクト・ユニット

2023年キャリア入社

WOWOWは少数精鋭だからこそ、裁量も役割も幅広い。

前職は動画配信を専門としたSIerで、動画配信システムの開発ディレクターを担当していました。システム開発自体はやりがいある仕事だったのですが、開発側ではどうしてもサービス側が求める仕様を形にする役割に限定され、企画段階から関与することが難しいという側面があります。そのため、次第に「もっとサービス側に踏み込みたい」という想いが強くなり、自社でサービスを持って仕様設計から主体的に関われる環境を求め、転職活動を開始しました。
その中で当社に興味を持った理由が、少数精鋭の組織であること。縦割りではなく、横断的に様々な役割を担える環境があり、年次にかかわらず裁量を持って業務に取り組める点に魅力を感じました。加えて、開発は外部に委託しているものの、委託先とは共同出資で合弁会社を設立するほど近い距離感であり、密に連携しながら仕様設計から主体的に関わることができます。
最終的な決め手となったのは、面接時に前職での経験を高く評価してもらえたこと。これまで培ったスキルを活かしながら、より広い視点で活躍できるイメージが湧き、入社を決意しました。

関係者の間に立ち、プロジェクト成功の責任を担う。

当社に入社後はシステムディレクターとして主に3つのプロジェクトに関わっています。
1つ目が「WOWOWオンデマンド」のエンハンス開発。新機能の実装やバグの改修を行い、2週間に1度のペースでWEBやSPアプリ、TVアプリなど多数の環境におけるフロントアプリを2週間に1回リリースしています。
2つ目は、WOWOWで配信しているスポーツ番組を外部プラットフォームでも視聴できるサービス「WOWSPO」の開発プロジェクト。
最後が、来年のリリースを目指している新SVODサービスの開発になります。
全てに共通するのが、ステークホルダーが多いこと。社内外を問わず多くの人が関わっており、それぞれに求めることは異なります。その中で優先度をつけながら、落とし所を探っていくのは大変ではありますが、まさに入社前にやりたかったこと。責任ある立場でプロジェクトを前に進めることに、大きなやりがいを感じています。

その言葉や課題の裏にある、本当の理想の姿に目を凝らす。

仕事をする上で最も大事にしているのが、「本当にフォーカスすべきことに向き合う」ということです。例えば、進行管理であれば、関係者間の調整が業務の多くを占めますが、目的は決して利害調整そのものではありません。サービスが最も大切にする価値観をきちんと実現すること。それが本当に向き合うべき私の使命。
新機能開発で「こんな機能が欲しい」と現場から要望が出たとき、それをそのまま実装するのが正解とは限りません。なぜその機能が必要なのか、その機能を使ってどんな価値を提供したいのか。背景にある本当のニーズを汲み取り、それに応えることこそが、自身の役割だと考えています。目先の課題や言葉に惑わされず、何を形にするべきかを見極める視点は常に意識をしています。

ユーザーに近いからこそ、ユーザーの声だけに頼らない。

自分だけの美学のように語ってしまいましたが、こうした視点は私だけが持っているものではありません。WOWOWオンデマンドの開発チームや新SVODの開発チームメンバーも同じ視点と高い志を共有しながら開発を進めています。
そのため、私たちのチームでは開発において、ユーザーからのフィードバックを熟慮せずに反映するようなことはしません。
当然、ユーザーの声にもきちんと耳を傾けますが、それだけでは表面的なサービスやシステムの改善に終始してしまう可能性があるためです。ユーザーに近いサービスだからこそ、その意見ばかりに頼らずに「本当にやるべきこと」に向き合う姿勢と、それを形にするスキルを身につける。これは、個人として強く意識している部分であり、意志さえあればそれが可能な環境が当社にはあると思っています。

サービス開発から経営を支え、上向かせていきたい。

ありがたいことに、大きな仕事を任せてくれる環境なので、目の前の仕事に必死になっている内に気づけば入社から2年以上が経ち、視座も少しずつ上がっているように思います。今大事にしていることは、案件を回したり良いサービスを生み出したりするだけでなく、それを通じていかに経営に貢献できるかということ。そのためにも、「サービスを良くする」というような抽象的な話ではなく、当社の売り上げや利益向上、サービス利用者の増加といった具体的な成果をより強く求めていきたいと考えています。
そして、サービス開発を通じて会社としての売り上げや利益に継続的に貢献し続けるためには、当社が掲げるビジョンと日々の業務をいかに接続するかということが重要です。ビジョンに照らした時に、営業や開発、技術や企画といったそれぞれの現場で最も大切にすべき価値観は何か考え、業務に反映させていく。それは決して「私の守備範囲はここまでだから」と線引きしていては実現できません。
あらゆる方面に興味・関心を持ち、自分ごととして捉え、サービス開発からWOWOWの事業を上向かせることに心を燃やせる。そんな仲間と一緒に働けることを楽しみにしています。

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