幅広い視野と経験を最大限に活かし、ユーザー想いのシステムを形にする。
デジタル戦略局ビジネスソリューション・ユニット
2019年新卒入社
スキルを磨きながら、自分起点で価値提供できる環境。
大学時代に情報系を専攻していたこともあり、就職活動開始当初はITコンサルやSIerを中心に就職先を探していました。しかし、企業研究を進める中で、「クライアントに要望されたタスクを遂行する」のではなく、「自らが起点となって影響を与えられる」仕事がしたいと思うようになりました。その点において、当社は自社で媒体やコンテンツを持っているため、技術的知見を用いてコンテンツ制作や配信に携わりながら、お客さまに対して主体的に価値を提供することができます。また、そのためのスキル向上という観点でも、事業規模に対して社員数が300名程度と少ないことから、大きな裁量を持って多岐にわたる業務を経験できる。スキルを身につけられる環境と、そのスキルを用いて自らが影響を与えられる環境。その2つが高水準で両立している点に惹かれ、入社を決めました。
ここでなら、技術系人材も「広く深く」成長できる。
多様な経験ができそうだというのは入社理由の1つでもありましたが、期待通り入社後は幅広い業務に携わることができています。最初の配属先では加入直後や配信サービスの視聴履歴がないお客さまに対して、サービス利用を後押しする施策の企画・推進を担当。ITの基礎スキルに加え、マーケティングのノウハウも身につけることができました。その後異動したカスタマーリレーションの部署では、問い合わせ対応やそれをもとにした改善施策の検討を任され、サービスを提供する側の視点だけでなく、「どのように受け取られ、使われているか」という利用者目線を意識するようになり、改善提案にもその視点を活かすようになりました。
現在は、Webサイト(WOWOWオンライン)に加え、認証・認可システムの運用にも携わっています。まだ若手ではありますが、技術・データ・ユーザー対応といった複数の領域に関わることで視野が広がり、スキルの幅も着実に広がっていると感じています。特にエンジニアやデータ人材というと、「専門的な領域を深く掘り下げる」イメージがありますが、当社では「広く、そして深く」成長できるのが最大の特徴であり、魅力ではないかと思います。
お客さまが触るものだから、半端なものは作れない。
現在メインで担当しているミッションと並行して任されているシステム開発も非常に重要な業務です。当社は古いシステムが多いため、一見難易度が低いように見えますが、実際はそう簡単なことではありません。裏側では多岐にわたるシステムが複雑に連携されているため、このエラーを修正すると今度はこちらのシステム側でエラーが起きて、という現象が多発し、一つのエラーを潰すことも一筋縄ではいかないのです。それでも、お客さまが触れるものを作っている以上、半端なものは作れません。全体構造や関係各所それぞれの現状と想い、予算や工数等あらゆる面に気を配りながら取り組みを前に進めています。こうした目線が持てるようになったのは、あるプロジェクトを担当したことがきっかけでした。
5年目にして大規模プロジェクトのPMに抜擢。
2年ほど前、社内での情報管理が複雑化していたため、より簡便に管理するための開発プロジェクトが発足しました。そして、そのプロジェクトマネージャー(以降:PM)に抜擢されたのが、当時5年目だった私でした。それまでPMの経験がなかった上に、ベンダー(開発元)も5社ほど関わっておりステークホルダーの数も膨大。その中で、目標に対して抜け漏れなく要件を定義し、予算や工数を管理しつつ、クオリティを担保しながら進行管理を行うのは本当に骨が折れました。それでも、密なコニュニケーションを意識しながら、幾度も確認と調整を繰り返してなんとか無事にローンチ。この時に身につけた視野の広さやPMとしてのマネジメント経験は、今も自分の礎になっています。また、利益に直結するわけではないシステムでも予算と工数を割いてくれたり、若手にもPMを任せてくれたり、周りに相談できる先輩や上司がいる心強さ等、当社の新たな魅力も再認識できました。
これまでのキャリアで培った独自の強みで更なる成長を。
これまでの経験を活かして、PMとしてのスキルを高めていくことが今後の目標です。先輩方と比べるとまだまだという部分もありますが、一方で私の強みだと思える部分もあります。それは、カスタマーリレーションの部署で培ったお客さま目線。どうしてもPMをしていると、いかにして予算と納期を守るかという部分に目が行きがちです。しかし、品質担保の目線を強く持った上で、さらに「お客さまが本当に求めている機能は何か」を強く意識し続ける。開発実装を担うエンジニアとお客さまの間に立ち、両者を繋ぐ架け橋となることで、私ならではの強みを活かしたPMとして、これからも成長を続けていきたいと思います。
